デモ2ミッションのクルーは7月までISSに滞在

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    スペースX社のクルー・ドラゴンによるデモ2ミッションで国際宇宙ステーション(ISS)に到着したダグ・ハーリー宇宙飛行士(左)とボブ・ベンケン宇宙飛行士(右)は2か月ほどISSに滞在することになりそうです。

     

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    クルー・ドラゴンの到着前、ISSに滞在していたのは63次長期滞在クルーはNASAのクリス・キャシディ宇宙飛行士、ロシアのアナトーリ・イヴァニシン宇宙飛行士とヴァン・ヴァグナー宇宙飛行士の3人でした。そのため、NASAISSのバッテリーを交換する船外作業をしばらくできない状況でした。当初、デモ2ミッションの期間は2週間程度と計画されていましたが、こうした事情もあり、ハーリー、ベンケン両宇宙飛行士のISS滞在期間は延長されました。NASA626日と71日にバッテリー交換作業を予定しており、キャシディ宇宙飛行士とベンケン宇宙飛行士が船外活動を行う予定です。

     

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    クルー・ドラゴンの初のクルー輸送ミッション、「クルー1」は830日の打ち上げを予定しています。クルー1に搭乗するのはNASAのマイケル・ホプキンス宇宙飛行士、シャノン・ウォーカー宇宙飛行士、ヴィクター・グローヴァー宇宙飛行士、そして日本の野口聡一宇宙飛行士です。クルー・ドラゴンはそのため、7月末頃には地球に帰還する必要があります。


    Demo-2の打ち上げ延期

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      Demo-2の打ち上げは悪天候のため、延期になりました。

       

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      530日午後322分(アメリカ東部夏時間、日本時間31日午前422分)の予定です。


      ローンチ・アメリカ:Demo-2ミッション打ち上げへ

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        Launch AmericaGo for the Demo-2 Mission

         

        いよいよ、アメリカの宇宙飛行士がアメリカの宇宙船に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)に向かうことになります。

         

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        スペースX社のクルー・ドラゴンの有人試験飛行Demo-2は、527日午後433分(アメリカ東部夏時間、日本時間28日午前533分)に打ち上げが予定されています。

         

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        打ち上げはケネディ宇宙センターの39A射点からファルコン9ロケットによって行われます。

         

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        クルーはダグ・ハーリー宇宙飛行士(右)とロバート・ベンケン宇宙飛行士(左)です。ハーリー宇宙飛行士は2回の宇宙飛行の経験がり、スペースシャトル最後のフライトSTS-135でパイロットをつとめました。ベンケン宇宙飛行士も2回の宇宙飛行の経験があります。

         

        打ち上げ45分前以降のシークエンスは以下の通りです。この時点で、クルーはすでにドラゴン宇宙船に搭乗しています。

        4500秒:推進剤注入開始指示

        4200秒:クルー・アクセス・アーム後退

        3700秒:ドラゴン宇宙船の緊急脱出システム作動

        3500秒:ケロシン注入開始

        3500秒:第1段液体酸素注入開始

        1600秒:第2段液体酸素注入開始

        0700秒:エンジン冷却開始

        0500秒:ドラゴン宇宙船は内部電源に切り替え

        0100秒:打ち上げ前最終チェック

        0100秒:推進剤タンク加圧開始

        0045秒:Go for Launch

        0003秒:エンジン点火シークエンスがスタート

        0000秒:リフトオフ

         

        リフトオフ後は以下のようになります。

        0058秒:マックスQ

        0233秒:第1段エンジン・カットオフ(MECO

        0236秒:第1段切り離し

        0244秒:第2段エンジン、スタート

        0715秒:第1段、エントリーのための燃焼開始

        0847秒:第2エンジン・カットオフ(SECO-1

        0852秒:第1段、着陸のための燃焼開始

        0922秒:第1段着陸

        1200秒:第2段切り離し

        1246秒:ドラゴン宇宙船のノーズコーン・オープン

         

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        その後ドラゴン宇宙船は軌道変更を行い、約1日後にISSに接近し、ハーモニー・モジュールにドッキングします。

         

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        Demo-2クルーは第63次長期滞在クルーと合流しますが、ISSでの滞在期間はまだ決定されていません。

         


        月着陸システムを開発するためにNASAが3社を選定

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          NASA Names Companies to Develop Human Landers for Artemis Moon Missions

           

          NASAはアルテミス計画に用いる月着陸システム(HLS)を開発するために、3つの企業を選びました。各社が開発する月着陸システムのどれか1つによって、NASA2024年に「最初の女性と次の男性」を月面に送ることを目指します。

           

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          選ばれたのは、以下の3社です。

           

          ブルー・オリジン(ナショナル・チーム)

          3つのエレメントからなるインテグレイテッド・ランダー・ビークル(ILV)を開発しています。打ち上げには同社のニューグレン・ロケットおよびULAのヴァルカン・ロケットを用います。ブルー・オリジンをプライムとするナショナル・チームにはロッキード・マーチン、ノースロップ・グラマン、ドレイパーが参加しています。

           

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          ダイネティクス

          ダイナティクス・ヒューマン・ランディング・システム(DHLS)を開発しています。昇降機能が一緒になったシステムで、打ち上げにはヴァルカン・ロケットを用います。

           

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          スペースX

          スペースX社は巨大ロケットと着陸船が統合されたスターシップを開発しています。

           

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          NASAは以上の3社と20212月までの契約を結び、月着陸システムの概念を改良します。NASAはその後、評価を行い、次の実証ミッションに進む企業を選びます。デモンストレーション終了後、NASAはその企業の月着陸システムを月面への商業宇宙輸送サービスとして調達することになります。


          新型コロナウイルス:日本ではヨーロッパ株が流行

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            国立感染症研究所が、新型コロナウイルスのゲノム分子疫学調査の結果を発表しました。現在日本で流行しているウイルスは、感染の第2波としてヨーロッパからもたらされたことが分かりました。

             

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            ウイルスのゲノムは感染をくり返しながら、少しずつ変異していきます。したがって、ウイルス感染者のゲノムを解読し、他の感染者のゲノムとどのくらい近縁かを調べることによって、ウイルスの系統樹をつくったり、どのような経路で感染したかを明らかにすることができます。

             

            現在、GISAIDとよばれるデータベースには世界各地の新型コロナウイルス患者4511人のゲノム配列が登録されています。国立感染症研究所ではこのデータに、国内患者562人のゲノム配列を加えて分析し、ウイルスの親子関係のネットワーク図をつくりました。

             

            これによると、武漢でのウイルス発生後、早い時期に日本にもたらされたウイルス、およびダイヤモンド・プリンセンス号の患者のウイルスは現在では消失しており、日本は第1波を抑え込んだことが分かりました。しかし、3月にヨーロッパからの帰国者(旅行者、在留邦人)経由で新たにウイルスがもたらされました。現在、このヨーロッパ株のウイルスが日本で流行しています。「初期の中国経由(第1波)の封じ込めに成功した一方、欧米経由(第2波)の輸入症例が国内に拡散した」と、調査報告では述べられています。

             

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            上のネットワーク図で、赤色が日本、空色がヨーロッパ、黄緑色がアメリカで流行しているウイルスです。武漢の近くにある赤色のクラスターは初期の感染によるものです。中国のウイルスは波状的にヨーロッパにもたらされたことが、この図から分かります。そのクラスターの1つからウイルスはアメリカ東海岸にもたらされました。アメリカ西海岸には太平洋を横断して中国から別系統のウイルスがもたらされました。現在日本で主に流行しているウイルスは左上に位置し、ヨーロッパに発生したクラスターの1つからもたらされたことが分かります。

             

            GISAIDのデータを用いた同じようなネットワーク分析はNextstrainというウェブサイトでも行われています。

             

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            このネットワーク図では、ウイルスがヨーロッパおよび太平洋を渡ってアメリカにもたらされたことは分かりますが、日本人患者のゲノム配列データが初期のものであるため、ヨーロッパ株が日本に進入したことは分かりませんでした。

             

            ドイツのPeter Forsterらのグループも同じような研究をPNAS(米国科学アカデミー紀要)に発表しています。この論文でForsterらは、新型コロナウイルスはABC3つのグループに分けられるとしています。

             

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            A型はコウモリのウイルスに近い祖先型で、そこから東アジアに多いB型が派生しました。また、A型とC型はヨーロッパとアメリカにかなりの割合でみられるとのことです。このことは、今回の国立感染症研究所の結果と同様、ウイルスはヨーロッパに初期の段階から何度にもわたってヨーロッパにもたらされ、アメリカにはヨーロッパ経由と太平洋経由の2つのルートでもたらされたことを示しています。

             

            このように、ゲノム情報を「配列指紋」として疫学調査に利用することは、ウイルス感染を追跡し、さらなる感染拡大を防止する上で非常に有益です。

             


            検証:WHOは中国寄りか?(3)

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              WHOがパンデミックを宣言する経緯と中国の関係を見ていきましょう。

               

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              WHOは国ごとの感染者数と死者数をシチュエーション・レポートとして毎日発表しています。このレポートには、今回の流行に関するリスク評価も記載されています。それによると、PHEICが宣言された時点で、中国は「非常に高い」となっており、リージョナル(周辺地域)では「高い」、グローバル(全世界)も「高い」となっていました。感染拡大はまだ武漢市が中心であり、中国国外での感染はまだ非常に少ない状況を反映した評価です。しかし、感染は中国国外に広がっていきます。216日のデータを見ると、世界の感染者数は51857人、うち中国は51174人。流行の中心は相変わらず中国ですが、中国国外での感染は25か国に広がり、683人の感染者が出ていました。感染の広がりはパンデミック(世界的流行)の様相を呈してきたのです。

               

              20世紀以降、パンデミックとされる世界的流行が4回起こっています。いずれもインフルエンザ・ウイルスによってひき起こされました。1918年〜1919年のスペイン風邪はその中でも最も規模の大きなパンデミックで、全世界で5000万人以上が死亡したといわれています。その後、1957年〜1958年のアジア風邪、1968年の香港風邪、そして2009年〜2010年の新型インフルエンザによるパンデミックがありました。

               

              パンデミックは多数の感染者や患者が発生する世界的流行を意味するものの、パンデミックと認定するためのはっきりした条件があるわけではありません。WHOではインフルエンザの流行が起こった場合、感染の広がりを6つのフェーズに分け、世界的な流行に至ったフェーズ6をパンデミックとしてきました。しかし、2009年の新型インフルエンザの際、パンデミックの期間の区分けについて議論がありました。そこでWHOはこの定義を2017年に改訂し、現在では流行をパンデミック間フェーズ(パンデミックがない期間)、警告フェーズ(新しい流行が確認され、地域、国、世界レベルでの警戒が必要な段階)、パンデミック・フェーズ(流行が世界的規模で広がった段階)、移行フェーズ(流行が終息に向かう段階)に分けています。

               

              WHOにおける新たなパンデミック・フェーズは、その前後の警告フェーズと移行フェーズとオーバーラップしており、各フェーズの間にはっきりした区切りを設けていません。したがって、パンデミックの認定は、WHOがどのようなリスク評価をするかにかかっているという点は変わっていません。

               

              仮にパンデミックが宣言されても、それによって何かが変わるわけでもありません。むしろパンデミック宣言の発出は、感染拡大が全世界に脅威をおよぼす深刻な段階まで来たことを示す象徴的な意味をもつことになります。それだけに、中国はパンデミックと関連づけて語られることを好みませんでした。

               

              今回の流行をいつWHOがパンデミックと認定するのかは、世界中のメディアが注目するところとなりました。217日の記者会見で、日本の記者から質問がでました。「WHOはインフルエンザが大規模に流行した段階をパンデミック・フェーズとしています。もしも新型コロナウイルスについて、WHOのグローバルのリスク評価が「高い」から「非常に高い」に変わったら、私たちジャーナリストはそれをパンデミックとよぶことができますか?」。これに対し、ライアンは以下のように答えました。

               

              「私はパンデミックという言葉の使用には非常に注意する必要があると思います。新型インフルエンザの時には、パンデミックの時期とそうではなかった時期について多くの論争がありました。注意が必要だと思います。問題は、中国国外で効率的な感染が起こっているかどうかです。現在のところそれは観察されていません。したがって今、WHOはそのような議論をする立場にはありません。私たちは今、世の中に恐怖を引き起こさないよう非常に注意深くなくてはいけません。あなたが使った言葉を使うことに、非常に注意を払う必要があると思います」

               

              WHOの感染性ハザードマネジメント部長のシルヴィー・ブライアンドも、「言葉の難しさはその解釈が変化することであり、一般の人々にとって非常にしばしば、パンデミックは最悪のシナリオを意味します。ですから、その出来事を最悪のシナリオとみなす前に、私たちにはもっと多くのエビデンスともっと多くのデータが必要であると思います」と答えました。

               

              221日の記者会見では、APの記者から「私たちはパンデミックに近づいていますか?」という質問がでました。これに対してブライアンドは次のように答えています。

               

              「どこを見るかによって、このアウトブレイクの異なるフェーズが見えてきます。たとえば武漢市には特殊な状況があります。また、中国のさまざまな省での状況があり、中国の外での感染者数はまだ非常に限られています。状況は進化していることがわかります。感染者がただ増加しているのではなく、さまざまな場所でさまざまな感染パターンが見られるのです。これこそが私たちが可能な限り多くの情報を得ようとしている理由なのです」「テドロス博士が言ったように、いくつかの場所で大きなクラスターが見られたとしても、私たちにはまだこの感染を抑えこむ可能性があります。したがって、状況が完全に変わったと言えるまで、状況を注意深く監視し続ける必要があります」

               

              224日には、テドロス事務総長がこの問題に答えています。

               

              「パンデミックという言葉を使用して流行を説明するかどうかに関する私たちの決定は、ウイルスの地理的な広がり、ウイルスが引き起こす疾患の重症度、およびそれが社会全体に及ぼす影響の評価に基づきます。今のところ、このウイルスの世界的な広がりは制御不能になってはおらず、より大規模な重症患者や死者の発生はありません。このウイルスはパンデミックになる可能性があるかと問われれば、あります。もうなっているのかと問われれば、私たちの評価では、まだです」「私は恐怖ではなく事実は必要だと一貫して話してきました。パンデミックという言葉を使うと事実には合わなくなります。そして恐怖を引き起こす可能性があります。今は、私たちが使用する言葉に集中する時ではありません」

               

              ライアンも以下のように追加しました。

               

              「インフルエンザのパンデミックは以前に発生したことがあります。ですから、インフルエンザではパンデミックが起こるかどうかを言うことは容易です。しかし新型コロナウイルスでは、感染のダイナミクスがまだわかっていないのです」「事務局長が何度も何度も言ったように、今は潜在的なパンデミックに備える準備段階にあります」

               

              228日、WHOのシチュエーション・レポートによれば、全世界の感染者数は83652人。そのうち中国が78961人、中国以外では51か国で4691人の感染者が発生していました。中国での新規感染者数は減少しつつありましたが、2日前から、中国国外の新規感染者数が中国の新規感染者数を上まわるようになっていました。この日、WHOはグローバルのリスク評価を「高い」から「非常に高い」に引き上げました。

               

              記者会見では、フォーブス誌の記者から、「われわれはパンデミックにどれだけ近づいていますか」という質問が出ました。ライアンは以下のように答えています。

               

              「パンデミックとは、地球上のすべての人々がある期間内にウイルスに感染する可能性が高い状況のことです。これがインフルエンザであったならば、私たちはおそらくこれをパンデミックとよんだでしょう。しかし、このウイルスの流行は、封じ込め対策や強力な公衆衛生対応により、その経路が大幅に変更される可能性があるのです。パンデミックを宣言することは、感染を封じ込めようとしているときに役には立ちません」「パンデミックは世界的なレベルでの出来事を説明するために魅力的な言葉ですが、もしもあなたが医療システムの脆弱な国に住んでいる20億人の中の1人だろしたら、必ずしもそうではありません。それはあなたがウイルスを封じ込めて感染を減速させる可能性をあきらめているということを意味するのです」「コロナウイルスのパンデミックが発生していると言ってしまえば、地球上のすべての人々がそのウイルスにさらされることを受け入れたことになります。しかし、データはまだそれを支持していません」

               

              このように、パンデミックの宣言に関して、WHOは一貫して慎重な姿勢をみせていました。しかし、3月に入ると、流れが変わってきます。

               

              123日に閉鎖された武漢市では、その後強力な対策がとられ、その効果が2月後半には現れてきました。3月上旬になると、対策を指揮してきた専門家の間では、武漢市での新規感染者の発生は3月末までにゼロになるという見通しが語られるようになりました(実際には3月18日にゼロとなった)。

               

              WHOのシチュエーション・レポートによると、3月に入ると、中国以外の国々での毎日の新規感染者数は1000人台から4000人台へと急増しているに対して、中国での新規感染者数は減少を続け、38日には46人と2桁台となりました。この趨勢は9日の45人、10日の20人、11日の20人と続いていきます。中国での流行が終息に向かっていることを示す数字です。

               

              こうした中、これまでパンデミックを宣言することにきわめて慎重だったテドロス事務局長は39日、「ウイルスが非常に多くの国で足場をもつようになった今、パンデミックの脅威は非常に現実的になってきた」と述べました。

               

              310日には習近平国家主席が湖北省と武漢市を視察し、「新型のウイルスを基本的に抑え込んだ」と宣言しました。

               

              311日、WHOはパンデミックを宣言しました。テドロス事務局長は記者会見で以下のように述べました。

               

              「過去2週間で、中国以外での新型コロナウイルスの感染者数は13倍に増加し、感染が発生した国の数は3倍になりました。現在、114か国で118000人を超える感染者がおり、4291人が命を落としました。今後数日から数週間で、感染者数、死亡者数、感染が発生した国の数はさらに増えると予想されます」「したがって私たちは、新型コロナウイルスはパンデミックとして特徴付けられるという評価を行いました」

               

              また、313日の記者会見で、テドロス事務局長は以下のように述べました。

               

              132000人以上の感染者が123の国と地域からWHOに報告されています。5000人が命を落としました。悲劇的なマイルストーンです。現在、ヨーロッパはパンデミックの中心地となっており、中国を除く世界の他の国々全部よりも多くの感染者と死亡者が報告されています。中国での流行の最盛期に報告されたよりも多くの感染者が、毎日報告されています。繰り返します。現在、中国での流行の最盛期に報告されているよりも多くの感染者が毎日報告されているのです」

               

              テドロス事務局長のこの発言では、世界は2つに分けられています。ウイルスの感染源でありながら、感染がほとんどなくなった中国、そしてウイルスが猛威を振るうそれ以外の国々です。WHOはきわめて巧妙に、中国をパンデミックの発生源というネガティブイメージから切り離すことに成功したのです。



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