スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン

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    Super Blue Blood Moon

     

    131日の夜、皆既月食が見られます。この日は「スーパームーン」であり、「ブルームーン」でもあるので、150年に1回しかない「スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン」を見ることができます。

     

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    地球をまわる月の軌道はわずかな楕円のため、地球に一番近い「近地点」で満月になる場合と、一番遠い「遠地点」で満月になる場合があります。前者を「スーパームーン」とよんでいます。スーパームーン時の月の見かけの大きさは、遠地点での満月に比べて面積で約14%大きくなります。明るさは約30%も明るくなります。厳密には201812日がスーパームーンでしたが、その前後の満月(2017124日と2018131日)もほとんど同じくらい地球に近づいているので、この3つは連続した3回のスーパームーンとされています。

     

    1か月に満月が2回ある場合、後の方の満月がブルームーンとよばれています。月の色が青く見えるわけではありません。

     

    その「スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン」ですが、131日の2048分頃からかはじまり、21012分まで続きます。皆既食になっているのは2151分から238分まで、1時間以上あります。

     

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    月食がはじまる頃、すでに月は南東の空高くにあり、月食が終わる頃には、月は南の空高くに上っています。観測の時間帯も良いので、雲さえ無ければ、子供さんでも忙しい方でも、無理せずに見るチャンスがあるでしょう。


    2018年の主な天文現象

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      Astronomical Calendar 2018

       

      2018年にはどのような天文現象があるでしょうか。天体写真家の藤井旭さんから送っていただいたチロ天文台の天文現象カレンダーを参考にご紹介しましょう。

       

      特に注目すべき天文現象は皆既月食、15年ぶりの火星大接近、肉眼で見える46P/ウィルタネン彗星、おうし座の1等星アルデバランの食、ペルセウス座流星群などでしょう。また、今年の中秋の名月は924日になります。満月は1日前923日です。中秋の名月は旧暦の815日で、天文現象の満月と日付がずれることはしばしば起こります。

       

      皆既日食は131日と728日の2回あります。特に131日の皆既月食は全国で最良の条件で赤銅色の皆既月を楽しむことができます。

       

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      728日の皆既月食は夜明け前の西の低い空で起こり、皆既のまま沈みます。

       

      火星は731日に最接近します。この時、火星はやぎ座の方向にあり、地球との距離は57589633km0.384963天文単位)、明るさは−2.8等になります。

       

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      46P/ウィルタネン彗星は1216日に地球に最接近します。このとき、彗星はおうし座の方向にあり、地球との距離は0.078天文単位です。

       

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      アルデバランの食は127日で、北日本で見ることができます。

       

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      ペルセウス座流星群は813日に極大となります。12日の夜遅くから13日の未明が一番のみどころですが、13日夜遅くから14日の未明にも多くの流星が見られます。今年は月がなく、最良の条件で流星群を楽しむことができます。

       

      2018年の主な天文現象

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      7日:C/2017 TI彗星が地球に接近(カシオペヤ座で8等級)

      9日:金星が外合(以後、夕方の西天で宵の明星となる)

      14日:くじら座の変光星ミラが極大(本年1度目の極大光度、本年は極大が2回ある)

      27日:おうし座の1等星アルデバランの食(宵空で北日本方面で食される)

      31日:皆既月食(最良の条件で赤銅色の皆既月が楽しめる)

      2

      2日:しし座の1等星レグルスの食(明け方の西天で潜入・出現とも見られる)

      4日:準惑星ケレスが衝(かに座で6.9等)

      3

      27日:火星が西矩(731日の大接近に向け、注目される存在となる)

      4

      23日:4月こと座流星群が極大(上弦の月没後は好条件)

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      9日:木星が衝(てんびん座の肉眼二重星α1~2と接近)

      6

      20日:小惑星ベスタが衝(いて座で5.3等の肉眼光度)

      27日:土星が衝(環が大きく開いている)

      7

      28日:皆既月食(夜明け前の西天低く、皆既のまま月入帯食)

      31日:火星が大接近(15年ぶりの大接近)

      8

      5日:C/2017 S3彗星がカストルに接近(夜明け前の東天低く5.8等?)

      13日:ペルセウス座流星群が極大(月明はなく最良の条件)

      18日:金星が東方最大離角(夕方の西天で宵の明星として見える)

      9

      8日:海王星が衝(みずがめ座で7.8等)

      10日:21P/ジャコビニ・ツィナー彗星が地球最接近(ぎょしゃ座で6.6等)

      21日:金星が最大光度(夕方の西天で−4.6等)

      24日:中秋の名月(満月1日前の名月、十三夜は1021日)

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      18日:月と火星が接近(宵空でならぶのが人目を引く、火星は−0.9等)

      24日:天王星が衝(うお座で5.7等)

      25日:金星が内合(以後、明け方の東天で明けの明星となる)

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      18日:しし座流星群が極大(月没後好条件)

      12

      2日:金星が最大光度(明け方の東天で−4.7等)

      12日:ミラが極大(本年2度目の極大光度)

      14日:ふたご座流星群が極大(東京で2237分の月没後は最良の条件)

      16日:46P/ウィルタネン彗星が地球に最接近(おうし座で3.5等の肉眼彗星)



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