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ペンシルロケット実験から60年
60th anniversary of Pencil rocket

4月12日は、国分寺市でペンシルロケットの水平発射実験が行われてからちょうど60年にあたります。これを記念して、国分寺市では、「企画展」「水平発射水ロケット大会」「記念講演会」を行います。

宇宙のポータルサイト「UNIVERSE」にも投稿しましたが、私は以前から、実験が行われた場所が今の早稲田実業グラウンドのどこなのかを正確に知りたいと思っていました。そこで今回、当時の地図や写真などを使って、その場所を調査しました。当時のことをご存じの方にお話もうかがいました。この調査には、国分寺市にもご協力いただきました。

その結果、実験場所の位置を正確に知ることができました。それがどこであるかは、4月11日から国分寺市本多公民館で開催される企画展「ペンシルロケット60年目の待ち合わせ in 国分寺」で、パネル展示される予定です。

国分寺でのペンシル実験に関しては、他にも知りたいことがあり、現在調査中です。
国分寺市とペンシル:60年前の想い
今年は、糸川英夫博士が国分寺市でペンシルロケットの水平発射実験を行ってから、60年目にあたります。「日本の宇宙開発発祥の地」である国分寺市では、さまざまな事業を計画しています。

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今日、私はその国分寺市を訪問しました。

以前も書きましたが、私はペンシルロケットの実験が行われた時、国分寺第四小学校に通っていました。そのようなご縁もあり、私の最近の宇宙関係の本を、国分寺市の図書館と国分寺第四小学校、そして市役所の市政戦略室の方々のところに寄贈させていただきました。

国分寺市は、私が宇宙にはじめて関心を持った思い出多い場所です。国分寺市のホームページには、宇宙に関連した事業に関し「60年前の想い 今につながる」というバナーが貼られています。市の担当の方とお話をし、私自身にとっても、60年前の想いが現在につながった日となりました。
誕生直後の火星には大量の水が存在
Mars once had more water

火星には、これまで考えられていたより大量の水が存在していたとする論文が、3月6日付の『サイエンス』電子版に発表されました。NASA のゴダード宇宙飛行センターらの研究グループによると、火星が誕生して間もない時代には、火星に表面の約20%が海におおわれていたとのことです。

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この研究は、地上から火星大気に含まれる微量な水分を観測することによって得られました。使われた望遠鏡はESO(ヨーロッパ南天天文台)のVLT、ハワイのケック望遠鏡、そして同じくハワイにあるNASA の赤外線望遠鏡IRTF です。これらの望遠鏡で、火星大気中の水とHDO(重水の1つで、水素原子の1つが重水素に置き換わっている)の分布の変化を観測し、水素と重水素の比を求めました。さらに、南極で発見された約45億年前隕石YAMATO980459 や、キュリオシティがゲール。クレーターで観測した結果などと比較し、火星の過去の水の量を算出しました。

その結果、約45億年前には、量にして2000万立方キロメートルの水が存在しているという結果が得られました。これは火星の全表面を137メートルの深さでおおってしまうだけの量です。火星の地形は北半球が低くなっていますので、火星の古代の海は北半球に広がっており、場所によっては1600メートル以上の深さになっていたと考えられます。

火星誕生直後のノキアン期とよばれる時代(45億から36億年前)には、大量の水が存在していたことは間違いないと考えられていましたが、どのくらいの量の水が存在したかは、はっきりしていませんでした。

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