野口宇宙飛行士の帰還をJAXAi で中継
国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している野口聡一宇宙飛行士は、ソユーズTMA-17で6月2日(水)に帰還する予定です。JAXA では帰還の模様をインターネットでライブ中継しますが、丸の内のJAXAi でもパブリックビューイングを行います。マンスリートークはいつも午後6時30分から行っていますが、着陸が日本時間のお昼ごろに予定されているため、この日は午前11時からはじめる予定です。映像はNASA TV を経由して送られてきます。JAXA の村木祐介をおよびし、私が進行役をつとめます。

日本人宇宙飛行士によるソユーズ宇宙船での着陸は今回が初めてです(秋山豊寛氏は宇宙飛行士ではなく、NASAの表現で言えばspaceflight participant=同乗者でした)。野口宇宙飛行士の元気な姿が見られることを期待しています。

ソユーズ宇宙船の帰還は以下のようにして行われます。ISS からの分離(アンドッキング)は、着陸の3時間23分前に行われます。ISS とソユーズの結合機構が外れると、ソユーズは秒速10cm ほどの速度でISS から離れていきます(1)。アンドッキングから6分後、ISS から約20m 離れたところで、ソユーズは15秒間エンジンを噴射し、ISS から遠ざかっていきます(2)。アンドッキングから2時間29分後、ISS から約20km 離れたところで、ソユーズは4分21秒間の軌道離脱噴射を行います(3)。

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アンドッキングから2時間57分後、ソユーズの軌道モジュールと機器/推進モジュールが帰還モジュールから切り離されます(4)。3分後、帰還モジュールは高度約120km で大気圏に再突入します。帰還モジュールは高温のプラズマに包まれ、高度40km あたりで最大G(4〜5G)に達します(5)。2つのパイロット・パラシュートが開き、続いてドラッグシュートが開きます。これによって、降下速度は秒速約230mから秒速約80m に減速されます。さらにメイン・パラシュートが開き、降下速度は秒速約7m にまで落ちます(6)。パラシュートのハーネスは最初、帰還モジュールを30度の傾きで吊り下げていますが、やがて垂直に吊り下げるような位置に移動します。

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帰還モジュールは降下していきます(7)。モジュールが着地する2秒前、高度80cm のところで軟着陸用の6基のエンジンを噴射します。これによって降下速度は秒速1.5m まで減速され、着地時の衝撃が緩和されます(8)。モジュールは着地し、回収チームが到着します(9)。

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ソユーズの着陸に関しては、これまでも印象的なシーンがとらえられています。下は、2009年4月8日、ソユーズTMA-13 の着地の瞬間です。

NASA

下は2006年9月29日、ソユーズTMA-8 着陸後の回収シーンです。

NASA

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