アナク・クラカタウ火山の噴火

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    Eruption of Anak Krakatau Volcano

     

    12月22日にインドネシアで発生した津波はスマトラ島とジャワ島の沿岸部を襲い、死者数は現時点で400人を超えています。津波はスンダ海峡にある火山島アナク・クラカタウの噴火が原因でした。噴火によって山体が崩壊して海中で大規模な地滑りが発生し、津波を発生させたとみられています。

     

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    アナク・クラカタウの火山活動は現在も続いています。高さ約300mの山体は大部分が噴き飛んでなくなり、島の形が変わっていると思われます。

     

    アナク・クラカタウは1883年に有史以来最大といわれる火山噴火を起こしたクラタカウ火山のカルデラにある中央火口です。下の画像は噴火前のクラカタウ火山です。

     

    20181226_02.jpg

     

    ここには古い時代、直径約10km、高さ約2劼竜霏腓扮濘躱の火山島がありました。この古クラカタウ火山は今から約6万年前に大噴火し、山体の大部分が吹き飛び、カルデラが形成されました。ラカタ島、セルトゥン(ヴェルラーテン)島、パンジャン(ラング)島はカルデラの縁にあたる島々です。17世紀になると、カルデラの内部にダナン島、ペルゴアタン島が出現し、ラカタ島と陸続きになりました。ここが当時クラカタウ火山とよばれていました。1883年に大噴火したのは、ダナン島とペルゴアタン島の部分です。噴火によって生じたカルデラによって、ラカタ島の北西部分もえぐられて陥没しました。

     

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    1883年の噴火では、高さ30m以上の津波が発生し、3万6000人以上の死者が出たといわれています。噴き上げられた大量の火山灰は高度80劼肪し、80万平方kmの地域に2日半にわたって暗黒の日をもたらしたといわれています。火山灰はさらに全球をおおい、日傘効果によって世界の平均気温は5年間にわたって0.5度C低下しました。

     

    1927年にカルデラの中心部に新たな火山島が誕生しました。それがアナク・クラカタウです。アナク・クラカタウは「クラカタウの子供」という意味です。アナク・クラカタウは噴火をくり返しながら成長してきました。2018年は7月から活動がはげしくなり、溶岩の流出やはげしい噴煙が観測されていました。



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