オリンポスの神々
古代バビロニアの人々は、肉眼で見える5つの惑星をすでに観測しており、それに彼らの神々の名前をつけていました。バビロニアの天文知識は、その後ギリシャに伝えられ、5つの惑星の名は、ギリシャ神話に登場する神々の名となりました。これらの名はさらにローマに伝えられました。西欧世界で用いられる水星、金星、火星、木星、土星の名はこうして定着しました。その後、発見された天王星、海王星、冥王星も、これに準じて命名されたわけです。

このうち、ヘルメス(水星)、アフロディテ(金星)、アレス(火星)、ゼウス(木星)、ポセイドン(海王星)は、オリンポス山に住む「オリンポス十二神」に属します。ハーデース(冥王星)は十二神と同格とされますが、住んでいるのは冥界あるいは地底です。クロノス(土星)はゼウスの父、ウラノス(天王星)はクロノスの父で、ギリシャ神話の神々の系譜はそもそもウラノスとその妻ガイアから始まったのです。

「オリンポスの煌き」と名付けられたこのチョコレートには、これらの惑星が並んでいます。

olympus

ただし、土星と、準惑星となった冥王星は含まれていません。土星はリングまで入れると他の惑星とバランスがとれないためかもしれません。また、上に述べたように、クロノスはオリンポスの神ではありません。その代わり、オリンポス十二神の1人である月の女神アルテミスが入っています。また、アフロディテの息子ともいわれるキューピッドも入っています。これに対応する天体は小惑星のエロス、あるいはアモールです。バレンタインデーの必須アイテムとして入っているのかもしれません。いずれにしても、天空の神である天王星を除けば、ここには輝かしいオリンポス山の神々が並んでいます。

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