ロシアの第5世代戦闘機T-50
ロシアの第5世代戦闘機の試験飛行の映像がYouTube にアップされています。「第5世代戦闘機」とは、ステルス性に優れ、高い機動性や超音速巡航飛行能力などをもつ戦闘機をいい、現在のところ存在するのはアメリカ空軍の最新鋭戦闘機F-22 ラプター(ロッキード・マーチン社製)のみです。

ロシアでも第5世代戦闘機の開発計画PAK FA が進められ、2002年にスホーイ社がF-22をしのぐ性能を目指す戦闘機を開発することが決定されました。この戦闘機は現在のところ、T-50とよばれています。ロシアの経済事情などにより、開発は遅れ、ようやくその試験機がベールを脱いだことになります。

試験飛行は1月29日に極東のコムソモルスク・ナ・アムーレで行われました。映像を見ると、機体の形状(特に主翼や空気取り入れ口など)はF-22によく似ています。水平安定板の形状はF-22の試作機YF-22に似ています。また、機首部分はF-22より長いようで、複座バージョンも製造されることと関係しているかもしれません。しかし、この映像だけでは、T-50の飛行性能や、ステルス性を高めるために、機体の細部や塗装にどのような工夫がこらされているかはわかりません。

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T-50の実戦配備が始まるのは2015〜2017年とみられています。開発にはインドが参加しており、搭載コンピューターやソフトウエア、コックピットのディスプレイなど電子まわりの開発を担当しています。インドはT-50を200機配備すると伝えられています。そうなると、中国、パキスタンなど近隣諸国との軍事力バランスに大きな影響を与えることになるかもしれません。

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