「だいち」後継機、ALOS-2
JAXAi での今日のマンスリートークでは、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の後継機として開発が進んでいる「ALOS-2」について、JAXA のALOS-2 プロジェクトマネージャの大沢右二さんにお話をうかがいました。
2006年1月に打ち上げられた「だいち」はすでに約4年間にわたって観測を続けています。その成果については、みなさんもJAXA のウェブサイトなどで、よくご存じでしょう。災害時の緊急観測でも大きな役割を果たしており、1月13日に発生したハイチでの大地震においても、翌14日に可視近赤外センサーAVNIR-2 で、15日に合成開口レーダーPALSAR で緊急観測を行っています。
「だいち」は光学センサーと合成開口レーダーの両方で観測を行っていますが、ALOS-2 は合成開口レーダーのみを搭載します。このため、観測に際して、光学センサーとの運用上の競合がなくなります。観測能力は大幅に向上し、広域観測モードでは分解能100m で幅350km の領域を、高分解モードでは分解能3〜10m で幅50〜70km の領域を、スポットライト・モードでは分解能1〜3m で幅25km の領域を観測可能です。つまり、広い領域の観測にも、特定の場所の高分解能での観測にも対応できるという特長をもっています。
アンテナの取り付け位置の関係で、「だいち」でのレーダー観測は、衛星の進行方向右側しかできませんでしたが、ALOS-2 では左右どちらでの観測も可能になり、観測範囲の拡大が実現されます。また、データの伝送能力も大幅に向上されます。
合成開口レーダーによる観測は、夜でも観測できる、雲を通しても地表を観測できる、草や木を通して地面を見ることもできる、地殻変動など地面の動きを精密に観測できるなどの特長をもっています。火山監視や海氷観測、森林や湿地の管理、違法伐採監視、極域監視、資源探査、災害監視など多様な分野での活躍が期待されます。
ALOS-2 は2013年度の打ち上げを目指しています。また、光学センサーを搭載したALOS-3 の研究開発も進んでいます。
2006年1月に打ち上げられた「だいち」はすでに約4年間にわたって観測を続けています。その成果については、みなさんもJAXA のウェブサイトなどで、よくご存じでしょう。災害時の緊急観測でも大きな役割を果たしており、1月13日に発生したハイチでの大地震においても、翌14日に可視近赤外センサーAVNIR-2 で、15日に合成開口レーダーPALSAR で緊急観測を行っています。
「だいち」は光学センサーと合成開口レーダーの両方で観測を行っていますが、ALOS-2 は合成開口レーダーのみを搭載します。このため、観測に際して、光学センサーとの運用上の競合がなくなります。観測能力は大幅に向上し、広域観測モードでは分解能100m で幅350km の領域を、高分解モードでは分解能3〜10m で幅50〜70km の領域を、スポットライト・モードでは分解能1〜3m で幅25km の領域を観測可能です。つまり、広い領域の観測にも、特定の場所の高分解能での観測にも対応できるという特長をもっています。
アンテナの取り付け位置の関係で、「だいち」でのレーダー観測は、衛星の進行方向右側しかできませんでしたが、ALOS-2 では左右どちらでの観測も可能になり、観測範囲の拡大が実現されます。また、データの伝送能力も大幅に向上されます。
合成開口レーダーによる観測は、夜でも観測できる、雲を通しても地表を観測できる、草や木を通して地面を見ることもできる、地殻変動など地面の動きを精密に観測できるなどの特長をもっています。火山監視や海氷観測、森林や湿地の管理、違法伐採監視、極域監視、資源探査、災害監視など多様な分野での活躍が期待されます。
ALOS-2 は2013年度の打ち上げを目指しています。また、光学センサーを搭載したALOS-3 の研究開発も進んでいます。