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日本標準時
小金井市のNICT(情報通信研究機構)に行ってきました。本館正面には大きな電光掲示板があり、日本標準時が表示されていますが、この時刻表示は特別な意味をもっています。というのも、日本標準時はここNICT でつくられているからです。今日は、その日本標準時がつくられている場所を見せていただきました。

nict

現在、1秒の長さというのは原子の放射にもとづく方法で定められており、具体的にはセシウム133が、ある状態で放射する波の周期9,192,631,770個分の長さと定義されています。NICT では、この1秒の定義にしたがって、18台のセシウム原子時計と4台の水素メーザーによって日本標準時をつくっています。原子時計は温度や磁場などによって周波数が変化するため、温度や湿度が管理され、磁気的に遮蔽された4つの原器室に分けて設置されています。

これらの原器室内に設置された原子時計と水素メーザーは相互の時刻差が計測されており、1日1回、これらを平均・合成して、協定世界時(UTC)を得ています。これを9時間進めたものが日本標準時となるわけです。

こうしてつくられた日本標準時を、NICT は全国に配信していますが、私たちのPC からも、日本標準時にアクセスできます。NICT のトップページにはすでに日本標準時が表示されていますが、さらに「日本標準時」をクリックすると、自分のPC の内蔵時計が日本標準時とどれだけずれているかを診断してくれるページに移動します。このページの一番下にある「インターネットで時計合わせ」をクリックすると、PC の内蔵時計を日本標準時に合わせる方法が出てきます。これで時計合わせをした後、診断してみると、自分のPC の時刻のずれは「合っています(誤差1秒以内)」の表示に変わっているはずです。

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