小惑星ベンヌの超高解像度画像
"Super-resolution” View of Asteroid Bennu
NASAの小惑星探査機オサイレス・レックスが目指す小惑星ベンヌの最新画像が公開されました。
ベンヌはそろばんの珠の形をしており、リュウグウとよく似ていることがわかっていました。今回発表された画像は、オサイレス・レックスが10月29日に330kmの距離から撮影したものです。ベンヌは1分間に1.2度のスピードで自転しています。自転につれて少しずつ姿が異なる8枚の画像を特別のアルゴリズムで処理して超高解像度にしたものです。表面にたくさんのボールダー(岩塊)がある点も、リュウグウに似ています。
オサイレス・レックスは現在、ベンヌへの最終アプローチをしているところで、12月3日に距離20kmのホームポジションに到着する予定です。
- 2018.11.03 Saturday
- 太陽系探査
- 20:18
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- by Kazuo Terakado