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民間ロケットMOMO、7月29 日に打ち上げへ
Japan’s First Private Rocket to be Launched on July 29

インターステラテクノロジズ社のロケット、MOMO が7月29日に打ち上げになります。打ち上げが成功すれば、日本の民間企業のロケットがはじめて宇宙空間に達することになります。

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MOMO は全長約10m、燃料にエタノール、酸化剤に液体酸素を用いる液体ロケットです。20kg のペイロードを搭載できます。ロケットは打ち上げ後120秒燃焼し、その後弾道飛行で高度100km を超え、宇宙空間に達します。ペイロードはパラシュートで降下し、太平洋上で回収されます。

MOMO はまだ人工衛星を打ち上げることはできませんが、インターステラテクノロジズ社は当然のことながら人工衛星打ち上げサービスを目指しており、今後のより能力の高いロケット実現への第一歩となります。

民間企業による商業衛星打ち上げサービスは今や世界の潮流となっており、遅ればせながら、日本でもこうした動きが現実化したことには大きな意義があります。日本の宇宙政策は宇宙産業の振興をうたいながら、その内実はJAXA のロケットによる海外衛星の打ち上げ受注であり、最近まで、民間企業による商業打ち上げサービスに目を向けることはありませんでした。インターステラテクノロジズ社はその間に地道なロケット開発を続け、今流行りの言葉を使えば、岩盤規制に穴をあけるような試みを進めてきたことなります。

スペースX社やブルーオリジンは別として、アメリカやヨーロッパでは小型衛星の商業打ち上げサービスを目指す企業が次々と登場しています。最近ではアメリカのロケットラブ社がニュージーランドで同社のエレクトロン・ロケットの打ち上げを行いました。こうした動きは中国でも起きています。快舟ロケットで衛星打ち上げサービスを行うExPace社は半官半民といえますが、中国版スペースX をめざすワンスペース社や最近デンマークから衛星打ち上げを受注したランドスペース・テクノロジー社をはじめ、すでに10近い商業打ち上げサービス会社が設立されているとのことです。

商業衛星打ち上げサービスに限らず、日本における民間企業の宇宙参入は遅れています。インターステラテクノロジズ社の挑戦をきっかけに、宇宙に参入しようと考える企業が増えてくることを期待したいと思います。

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