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キュリオシティー:火星の黒い砂丘
Curiosity:Around “Namib Dune”

火星ローバー、キュリオシティーはシャープ山の麓で探査活動を行っています。このあたりはゲール・クレーターの堆積層の最下層、つまり一番古い地層がある場所で、多くの科学的成果が期待できます。

キュリオシティーは昨年12月から「ナミブ砂丘」と名付けられた場所の調査を行っています。下の画像の黒く見える場所がナミブ砂丘です。

20160112_01

ナミブ砂丘の向う側には、シャープ山が見えています。

20160112_02

火星表面の多くは赤茶けた岩石と砂(土壌)におおわれていますが、場所によっては黒っぽい砂が集積した砂丘や砂漠が存在しています。スピリットが観測した「エルドラド」やオポチュニティが横断した「ラブアルカーリ」などもそうした場所です。こうした場所ができるには、地形に加え、風の影響が大きいのでしょう。

ナミブ砂漠の急斜面には砂が崩れて落下した跡が見られ、これまで他の火星ローバーが観測した砂丘とは異なって、かなり「活動的」であることがわかっています。

20160112_03

この砂丘に乗り入れることは危険なので、キュリオシティーはできるだけ接近した場所で科学観測やサンプルの採取を行い、火星の砂の性状を調べています。

キュリオシティーはシャープ山を登攀しながら地層を年代順に調査しようとしていますが、シャープ山の麓にはナミブ砂丘を含む「バグノルド砂漠」とよばれる黒い砂漠地帯が帯状に横たわり、キュリオシティーの行く手を阻んでいます。キュリオシティーは黒い砂漠を迂回する安全なルートを見つけなくてはいけません。

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