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水星探査機メッセンジャーの画像
MESSENGER ends orbital operation

NASA の水星探査機メッセンジャーは4月30日にミッションを終えました。メッセンジャーは2004年に打ち上げられ、それまで限られたデータしか得られていなかった水星を約10年間にわたって観測しました。

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上の画像は、メッセンジャーがミッションを終えた翌日に発表された画像で、左上にミッション期間である「2004-2015」が示されています。太陽系最大規模の衝突跡であるカロリス・ベイスンが写っています。手前がベイスンの中心部分で、テクトニクスによってできたと考えられるトラフ(溝)が見えています。直径41km のアポロドラス・クレーターはこうした地形が形成された後、ベイスンのほぼ中心に天体が衝突してできたものです。この画像は高度によって色分けされており、青から赤、さらに白っぽくなるにつれて高度が高くなります。このあたりでの高低差は約4km あります。

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上の画像は、水星の重力異常をあらわしたものです。ほぼ中央の赤く示されているあたりがカロリス・ベイスンです。ベイスンの地下には重い物質が集中しています。その右に、もう1つ質量が集中している領域があります。ここはソブコウ平原とよばれる場所です。こうした質量の集中は、水星の形成過程に関係しています。

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上の画像はドゥッチオとよばれるクレーターの中心部分で、上から左下にかけて巨大な崖が走っています。これは水星がごく初期に冷えて収縮したためにできた地形と考えられています。

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上の画像は水星の北半球の高度差をあらわしたものです。真ん中が北極です。深い紫色が最も低い部分、赤い色が最も高い場所を示しています。最も高い場所と最も低い場所との高低差は約10km です。月の場合、高低差は約20km ありますから、水星は月にくらべて全体に平坦な天体といえます。

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