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衛星タイタンの表面下にメタンハイドレート?
Titan’s subsurface hydrocarbon reservoirs

土星の衛星タイタンでは、北極に近い場所で、メタンの海(メタンを含む炭化水素の湖)がたくさん発見されています。

20140905_02

これらの湖にはメタンの他にエタンやプロパンなどが含まれています。一方、この湖に炭化水素を供給している雨はほとんどがメタンです。なぜ、こうしたことがおこるのでしょうか?

タイタンの大気と表面そして内部の間で、メタンがどのように循環しているのかは、まだわかっていませんが、フランス、フランシュコンテ大学のOliver Mousis らのグループは、これを説明するモデルを発表しています。下の図が、それを説明するものです。

20140905_01

タイタンの炭化水素の湖は、表面をおおっている多孔質の氷の層のくぼみにできています。Mousisらによると、ここに降ったメタンは多孔質の氷の層に浸透していき、表面下に貯留層をつくっています。メタンはさらにその下の氷の層では、水分子の網状構造の中にメタン分子が入り込んだ、いわゆるメタンハイドレートの状態になっています。ここでメタンはプロパンやエタンなどに変化し、それらが湖の成分に反映しているとしています。

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