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衛星エンケラドスの間欠泉
Geysers on Enceladus

土星を周回しているカッシーニ探査機は、衛星エンケラドスの南極付近から、水蒸気や氷が噴き出していることを発見しています。

20140731_01

これに関して、コロラド州ボルダーの宇宙科学研究所のCarolyn Porco らによる論文が発表されました。Perco らによると、エンケラドスの南極付近の内部は以下のようになっています。

20140731_02

エンケラドスは岩石の上を厚い氷がおおっている天体ですが、氷の層の下には液体の塩水の海が存在しています。氷の層には対流が存在し、亀裂がいくつも生じています。この亀裂から氷の粒子や水蒸気が「間欠泉」のように噴き出してくるようです。下の画像は、カッシーニがエンケラドスを2010年に観測したときのもので、南極付近の明暗境界線が見えています。

20140731_03

この画像を説明したのが下の画像で、「バグダッド」と「ダマスカス」という亀裂がとらえられていることを示しています。亀裂からの薄い噴出物もわかります。

20140731_04

ちなみに、下の画像は、南極付近の亀裂と、これまで観測された「間欠泉」の位置を示しています。

20140731_05

バグダッドとダマスカスの他、「カイロ」、「アレクサンドリア」と名付けられた亀裂もあります。間欠泉は100以上も見つかっています。

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