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火星探査機キュリオシティー:火星からの初期画像
Early images from Curiosity

キュリオシティーは目的地であるゲール・クレーター内に着陸しました。着陸地点は、設定された着陸楕円の中心からわずか2km しかはなれていない場所(下の画像の緑色の点)で、まさにピンポイントの着陸に成功したことになります。下の画像で、右下の矢印は、ゲール・クレーターの中央丘であるシャープ山(Mt. Sharp)の方向を示しています。

120807_01

下の画像は、後部左側の障害物回避カメラが撮影したものです。最初に送られてきた画像に比べて鮮明になっているのは、ダストが付着していた保護カバーを外したためです。この画像を見ると、キュリオシティーが着陸した場所はかなり平坦です。車輪の状態からすると、表面は固いようで、多くの小石が見られます。キュリオシティーは現在、初期チェックの段階で、画像の多くは本来より低い解像度で送られてきます。この画像も、本来の解像度の2分の1で送られてきました。

120807_02

下の画像は、前部左側の障害物回避カメラが撮影したものです。魚眼レンズで撮影した画像を、地平線が水平になるように処理してあります。こちらは本来の解像度で撮影されました。そのため、着陸地点の表面の様子は鮮明で、キュリオシティーが今後その斜面を登攀することになる高さ5400m のシャープ山もくっきり見えています。

120807_03

着陸地点とシャープ山の位置関係は下の画像の通りです。

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下の画像は、キュリーシティーのロボットアームの先端についているMAHLI が撮影したものです。MAHLI は本来、サンプルの近接撮影に用いるものですが、焦点距離は無限大まであるので、火星の風景を撮影することも可能です。着陸地点の北の方向、ゲール・クレーターの縁が写っていますが、ダストカバーを付けたままなので、画像は鮮明ではありません。

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下の画像は、キュリオシティーが着陸する直前に、MARDI が撮影したものです。画像の右半分に見える楕円形の模様は、キュリオシティーの降下段のエンジン噴射によって、火星の細かい砂が吹き払われてできたものです。このとき、キュリオシティーの高度は約20mでした。これはサムネイル画像で、実際はもっと鮮明な画像が得られているはずです。

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MARDI のサムネイル画像297枚をつないだ、着陸の瞬間までの2分半の動画も発表されていますが、残念ながら画面が鮮明ではありません。いずれ、鮮明な動画が発表されると思います。

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