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火星探査機キュリオシティー:17個のカメラ
Seventeen Cameras on Curiosity

今後火星から送られてくる画像がどのカメラで撮影されたものであるかを理解するために、キュリオシティーが搭載しているカメラとその位置について説明しましょう。キュリオシティーには全部で17個のカメラが搭載されています。

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キュリオシティーには本体からマストが立っており、その先端には3種類のカメラがついています。マスト先端は火星表面から約2mの高さになります。

マストカメラ(Mastcam)は、火星表面を高解像度でカラー撮影するカメラで、右側のカメラ(M-100)は焦点距離100ミリ、左側のカメラ(M-34)は焦点距離34ミリです。両者ともハイビジョン動画の撮影が可能なほか、両者を同時に用いて3D 画像を取得することも可能です。地形や地層の科学観測に威力を発揮するでしょう。

マストカメラの隣には、それぞれ2個のカメラをもつナビゲーションカメラ(Navcams)があります。このカメラはキュリオシティーが移動する際の地形情報取得に用いられます。

マストの一番高いところにあるのがChemCam です。岩石にレーザー光を照射し、プラズマ化させたガスから、対象物の成分を調べるための装置です。

キュリオシティーの本体下部には、前後に障害物回避カメラ(Hazcams)が搭載されています。それぞれ左右2個ずつのカメラが配置されています。上の図では後部カメラは見えていません。キュリオシティーの走行の邪魔になる障害物を検知したり、車輪と砂の噛み具合を見たりします。火星から最初の画像を送ってきたのは、このカメラでした。

キュリオシティーは科学観測機器を搭載したロボットアームをもち(上の画像では、アームはたたまれた状態)、その先端にMAHLI があります。これは岩石や砂のクローズアップ画像を撮るための高解像度接写カメラです。

MARDI は、キュリオシティーが火星着陸した際に最後の4分間作動し、着陸地点周辺を高解像度で撮影したカメラです。このデータによって、着陸場所およびキュリオシティーが移動する場所の地形を詳しく知ることが可能です。着陸までの連続動画は、きっとエキサイティングなものでしょう。

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