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火星探査機キュリオシティー、打ち上げ成功
11月26日午前10時02分(アメリカ東部時間、日本時間27日午前0時02分)に、NASA の火星探査機キュリオシティー(マーズ・サイエンス・ラボラトリー)がケーブカナベラル空軍基地からアトラスV ロケットによって打ち上げられました。

MSL

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キュリオシティーは2012年8月に火星のゲール・クレーターに着陸し、火星の古い時代の地層を調べ、生命が存在した痕跡を探す予定です。ミッション期間は1火星年(687日)です。下の画像はキュリオシティーがレーザービームを照射して、火星の岩石の化学組成を調べているところです。

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キュリオシティーは全長3m、重量890kg で、ちょっとした車ほどのサイズがあります。スピリットやオポチュニティーにくらべると、かなり大型の探査機です。6つの車輪をもち、1火星日(24時間40分)に200m 移動が可能です。

スピリットやオポチュニティーの電源は太陽電池でしたが、キュリオシティーにはプルトニウム238 の崩壊熱を利用する原子力電池が採用されました。この原子力電池には二酸化プルトニウムが4.8kg 内蔵されています。NASA は打ち上げが失敗してプルトニウムが大気中にまき散らされたとしても、個人が受ける平均放射線量は0.05〜0.1ミリシーベルト(集団検診でのX線撮影1回分程度)で、健康に影響を与えることはないとしています。アメリカ人が1年間に受ける自然放射線量は3.6ミリシーベルトとのことです。

1997年に打ち上げられた土星探査機カッシーニにも、原子力電池が使われていました。このときには、一部で打ち上げ反対の運動がありましたが、今回は何もなかったようです。

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