スターライナー:48時間以内にホワイトサンズに帰還

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    Starliner to Return to White Sands in 48 hours

     

    ボーイング社の新型宇宙船スターライナーは、1220日午前636分(日本時間2036分)、ケープ・カナヴェラルの41射点から打ち上げられました。

     

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    ULAのデルタ5による打ち上げは完ぺきに行われました。しかしながら、セントール上段切り離し後のスターライナー自身の軌道操作エンジンおよび姿勢制御エンジンの噴射が計画通りに行われず、スターライナーは国際宇宙ステーションにドッキングするための軌道に入ることができませんでした。

     

    このため、NASAとボーイング社は国際宇宙ステーションへのドッキングを行わず、スターライナーを48時間以内にホワイトサンズに帰還させることにしました。宇宙船を無事に帰還させることも今回の軌道飛行試験(OFT)の重要な目的です。

     

    私は打ち上げからNASAの記者会見までをNASA TVで見ていました。ISSへのドッキングは行われないことになりましたが、ULAの打ち上げ管制室やNASAヒューストンのミッション・コントロール・センター、そしてボーイング社のミッション・コントロールの様子をみていると、スペースシャトル退役以後、久しく見ることのできなかったNASAの有人宇宙船打ち上げシーンがやっと戻ってきたという思いがわき上がってきました。

     

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    アメリカの宇宙船がアメリカの射場から打ち上げられる時代が、もうすぐ始まろうとしているわけです。

     

    NASAの記者会見にはブライデンスタイン長官のほか、スターライナーに搭乗予定のマイク・フィンク宇宙飛行士やニコール・マン宇宙飛行士も参加しました。

     

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    記者の質問に、言葉を選んで答えなければならない会見となりました。NASAにとって、ここは踏ん張りどころです。



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