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始祖鳥は鳥か、恐竜か?
今年は1861年にドイツで始祖鳥の化石が発見されてからちょうど150年目にあたります。始祖鳥の学名 Archaeopteryx は「古代の翼」というような意味です。国立科学博物館の『恐竜博2011』でも、有名なロンドン標本やベルリン標本など8つの標本の複製が展示されています。

Archaeopteryx

始祖鳥は系統樹の上で現生の鳥類には直接つながらないものの、最も原始的な鳥類とされています。始祖鳥が生きていたのは今から1億5000万年前のジュラ紀後期ですが、中国科学院の研究者らは最近のネイチャー誌に、始祖鳥よりも1000万年古く、始祖鳥と同じグループに属すると考えられる化石が発見されたと報告しました。この化石はシャオティンギアと名づけられました。

中国の研究者は始祖鳥やシャオティンギアは鳥類よりもヴェロキラプトルなどの恐竜に似ているとしています。この説によれば、始祖鳥は原始的な鳥類ではなく、当時生息していた羽毛恐竜の仲間ということになります。ただし、シャオティンギアの標本はまだ1つであり、年代についても不確定の部分があるとされています。今回の発見で、すぐに始祖鳥の系統樹上の位置が変わってしまうことはないでしょうが、恐竜と鳥類の関係については、これからもいろいろな展開がありそうです。

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