小惑星ベンヌの超高解像度画像

0

    "Super-resolution” View of Asteroid Bennu

     

    NASAの小惑星探査機オサイレス・レックスが目指す小惑星ベンヌの最新画像が公開されました。

     

    20181103_01.jpg

     

    ベンヌはそろばんの珠の形をしており、リュウグウとよく似ていることがわかっていました。今回発表された画像は、オサイレス・レックスが1029日に330kmの距離から撮影したものです。ベンヌは1分間に1.2度のスピードで自転しています。自転につれて少しずつ姿が異なる8枚の画像を特別のアルゴリズムで処理して超高解像度にしたものです。表面にたくさんのボールダー(岩塊)がある点も、リュウグウに似ています。

     

    オサイレス・レックスは現在、ベンヌへの最終アプローチをしているところで、123日に距離20kmのホームポジションに到着する予定です。

     


    オポチュニティ、いまだ応答せず

    0

      No Signal has been heard from Opportunity for over 100 Days

       

      火星をおおっていた大規模な砂嵐は収束し、火星ローバー、オポチュニティの上空でも大気の透明度がましています。下は火星を周回するNASAMROが撮影したオポチュニティで、左の画像の四角の真ん中の白っぽい点(右の画像)がオポチュニティです。十分な太陽光が受けられれば、発電が可能になり、機能が回復される可能性があります。しかし、610日の交信後、すでに100日以上がたっていますが、オポチュニティからの信号は得られていません。

       

      20180929_01.jpg 

       

      オポチニティは電源喪失の状態におちいっていると考えられます。火星ローバーチームは砂嵐の間は1週間に数回、オポチュニティのシステムを立ち上げるためのコマンドを送っていました。砂嵐の収束とともに1日に数回コマンドを送るようになり、オポチュニティからの応答を常時チェックしています。

       

      オポチュニティの太陽電池板にちりが降り積もり、十分な太陽光が得られていない心配もあります。しかし、こうしたちりは表面近くで起こるつむじ風(ダストデビル)によって吹きはらわれると考えられ、オポチュニティの電源が回復する可能性は残されています。


      火星ローバー、オポチュニティ、応答せず

      0

        Science Team Continues to Listen for Opportunity

         

        火星で発生した大規模な砂嵐のため、火星ローバー、オポチュニティとの交信は610日を最後に途絶えたままになっています。

         

        20180821_01.jpg

         

        オポチュニティは2004年に火星に着陸し、以後、火星の探査活動を続けてきました。火星表面での累積走行距離は45.16kmに達しています。

         

        20180821_02.jpg

         

        前にも書いたように、5月に火星で発生した砂嵐は、6月には火星全表面を覆ってしまいました。このため太陽光が遮断されて火星表面は暗くなり、オポチニティの太陽電池は発電ができなくなりました。オポチニティは現在、電源喪失状態にあると考えられています。オポチュニティの運用チームはディープ・スペース・ネットワークのアンテナを使ってオポチュニティからの信号を常時ウォッチしており、地球からも週に3度、オポチュニティのシステムを起動させるコマンドを送っていますが、反応はありません。

         

        オポチュニティは現在、直径約22kmのエンデヴァー・クレーターの西の縁にあるパーサヴィアランス谷を下る途中で停止しています。下の画像の赤丸の箇所です。

         

        20180821_03.jpg

         

        オポチュニティは昨年7月にこの地点に到達し、以後、この谷の調査を行ってきました。下はオポチュニティによるパノラマ写真で、手前がパーサヴィアランス谷、中央の奥がエンデヴァー・クレーターの底になります。

         

        20180821_04.jpg

         

        パーサヴィアランス谷はエンデヴァー・クレーターの縁からクレーターの底につづく谷で、ここには斜面に沿って何かが流れた痕跡がみられます。それが水なのか、氷なのか、あるいは土砂の流れなのか、風の吹いた跡なのかは分かっていません。そのため、オポチニティは谷を下りながら、それを調べようとしているのです。今年の4月に、オポチュニティは谷への降下を開始しました。ところが、それからほどなくして砂嵐に襲われたわけです。

         

        砂嵐はすでにピークを終えており、空は次第に明るくなる兆候が見られるとのことですが、まだ十分な発電ができるほどではないようです。



        calendar

        S M T W T F S
            123
        45678910
        11121314151617
        18192021222324
        252627282930 
        << November 2018 >>

        selected entries

        categories

        archives

        links

        profile

        書いた記事数:79 最後に更新した日:2018/11/16

        search this site.

        others

        mobile

        qrcode

        powered

        無料ブログ作成サービス JUGEM